
2015.09.22 お線香の本数
ご葬儀のお手伝いをしていると、
「お線香は何本あげればいいでしょうか?」
とご遺族様やご弔問の方から、よくご質問を受けます。
今日は、お線香について投稿したいと思います。
いきなりではありますが、はじめっから、結論を申し上げます。
注釈が必要ですが、インドから伝わってきた仏教に
お線香の本数の決まりはありません。
ですのでお線香の決まった本数というのはありません。
とゆうかそもそもインドの仏教にお線香はありませんでした。
使いやすさという点から、江戸初期に日本にお線香が
やってきたのです。
ですから現代に、古来から伝わる全国的な
正しいお線香のマナーという作法はありません。
菩提寺に属している檀家さんであれば、お線香が伝来
した時に、その地域、その宗派によりお線香のマナーが
できあがった場所もあるでしょう。
ですので菩提寺のご住職に聞いてみましょう。
菩提寺での決まりがあれば、それがあなたのお線香の正しいマナーとなります。
ご供養に大切な事は気持ちです。
菩提寺に決まりが無ければ、お好きな本数を・・・
特に付き合いのあるお寺がなければ、お好きな本数を・・・
一例として、3本のお線香を上げる時に、仏法僧にお線香を、
それぞれ上げるから3本という事があります。
仏:悟りを開き、それを教える人
法:教えの内容
僧:教えを受ける人達
またお線香の3本の意味は、過去・現在・未来と言われる
ご住職もいらっしゃいます。
何本が正しいとう議論は、すごく難しい問題なのです。
何よりも大切なのは、故人様に対するご供養の気持ちです。
ご葬儀の時などは、菩提寺のマナーがあればその本数を。
特になければ、あなたのご供養の気持ちでお線香をあげる
ことが最高のご供養となります。
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